50代の強制断捨離「したかったわけじゃないんだけど!」

サラリーマンの妻として結婚30年。
半世紀を生きてきて、そろそろ余生を・・・なんて考えていたら、いきなり家も夫も子供もいなくなってしまいました!
あれ?こんな人生想定外!
「もっと若ければ」と思いながらも、おばさん生きていかなくちゃ。いや、生きていかなくてもいいのか?と葛藤しながら、それでもお腹がすくからよく食べる。
よくわからないけど生きています!

引っ越し、もう1回、やるか~~

心、折れまする!


と言いながら、予想通り、意外とねばる私。

やっぱり仕事もあるし、

一応経営者だし、代わりいないし、、

どこか、きっと抜け抜けで挙動不審気味だったとは思うが

ちゃんと仕事行って、とりあえずやることはやっていた・・・ようだ。


家に帰ると、ただ家の片づけに追われ、時々泣いて、また片付けて。


娘と暮らした分譲賃貸の1LDKは、独りだけで払うには少し家賃が高かった。

きれいな家にしか住んだことのない娘のために、それでもムリした。


娘と密着して過ごした狭い部屋は、思い出もたくさん詰まっている。


お金、ますますなくなるけど、

もう私だけだし、、安い部屋に引っ越そう。


今度の引っ越しは、さらに荷物を減らそう。

目標、6畳一間!


このままもし、ずっと独りで、例えば孤独死なんかした場合、

片付けが大変だと申し訳ない。


しかし、、こんな年齢になって、3年おきに引っ越しをするはめになるなんて。


ホントますます信じられないことばかり。


3年前に、まだ買ったばかりでもったいなくて捨てられなかった

家族サイズのテレビや冷蔵庫、洗濯機。本棚にテーブル。

これを捨て去ろう。


きれいなものは娘が喜んで持って行った。

お金がたまったら、新しいものと買い替えてちょうだい。


2段階選抜を経て、いろいろなくなって、本当に自分のものだけ。

・・・と言いたいが

断捨離を阻むのが30年分のアルバムやビデオたち。

結構かさばる。

これは、、、やっぱり捨てられない。


今見たら、また泣くだけだから、しばらくは見ないけど

でも捨てられない。


こいつらだけで、段ボールが10箱になるのは、どうしたもんだ。