家、出ます
夫は、生活保護をもらうという目標に向かって(笑)進んでいた。
どこかで、
ハリーポッターの著者が生活保護をもらいながら小説を書き続けた話を
読んだらしい。
生活保護をもらうためには
持ち家があってはいけない。
貯金もあってはいけない。
家族に収入があってもいけない。
持ち家がない状態にする、
つまり家を手放すことには、
そりゃ、死ぬほど残念ではありましたが同意した。
がんばってローンを払っていたのは彼だし、
そんなたくさんのローンを払わせてしまったことも気の毒に思った。
貯金、に関しても、
ほとんど彼に任せてあった財産は、私にとってはどうでもよいもの。
しかし、私のわずかな収入がネックになる、その部分においては
これをそういった理由のために辞めることには
大きなためらいがあった。
それはこの後も生きていくための最後の収入源であり
私の生きがいでもあったからだ。
そして、こんな私の元に長年通ってくださっている
100人余りの生徒さんたちを、あっさり、私の人生から切り捨てることなど
どうしても、できないことなのだった。
彼の希望を叶える方法はひとつ、
離婚をして私がこの家を出ることなのだと思った。
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