私はバカだったんですね
私は、自分でもそんなにバカな人間ではないと思っていた。
どちらかというと、心配性で
先のことを考えて、リスクヘッジをしてきたつもりだった。
でも、大バカだった。
そのバカに気づくのが、もう10年早ければよかったのに。
なんのキャリアもない、
ただの50のおばさんが、
ひとりで生きていくことがどんなに厳しいか
そんなこと、真剣に考えてはいなかったのだ。
仕事を探そうにも
何ができるというのだろう。
家を借りることも、クレジットカードを作ることも何もできません。
そんなことをやっている間にも、どんどん貯金は減っていく。
引っ越しをするお金も無くなる前になんとかせねば・・。
皆が住みたい都市とても上位の某市の
「女性のための相談窓口」に行ってみたのだけど、
何の役にも立たない的はずれな話・・・。
しまいには、そこにいた中年弁護士に
「あなたが旦那さんにガミガミ言うから嫌になったんじゃないの?
離婚なんて、何もできない主婦には損なだけだよ」
などと、言われて、めちゃめちゃ凹んだ~~。
こんなやつに税金から給料払うな!と、泣けてきた。
こういうところに相談に行く市民は
それなりに覚悟を決めていることに
どうして気が付かないんですかね。
メガネの弁護士のおじさん、あの顔、一生忘れないかも。
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