50代の強制断捨離「したかったわけじゃないんだけど!」

サラリーマンの妻として結婚30年。
半世紀を生きてきて、そろそろ余生を・・・なんて考えていたら、いきなり家も夫も子供もいなくなってしまいました!
あれ?こんな人生想定外!
「もっと若ければ」と思いながらも、おばさん生きていかなくちゃ。いや、生きていかなくてもいいのか?と葛藤しながら、それでもお腹がすくからよく食べる。
よくわからないけど生きています!

娘と家を出る決意をする

ひとり娘は多感な高校生、

父親のこの尋常でない状態に

影響を受けないわけがない。


彼女は生まれてからついこの間まで

お友達からはうらやましがられるような

贅沢な人生を

何の疑問もなく送ってきていたのかもしれない。


きれいな家のトイレやお風呂しか使ったことのない、

毎週、どこかで外食をして

1か月に一回はどこか旅行へ・・・。

会員権できれいなホテルにいつも泊まれる、、、

欲しいものはだいたい手に入り

やりたいことは何でもやらせてもらえる、、、

そんなふうに過ごしてきてしまっていたのだ。


*私たち夫婦はそんな家庭に育ったわけではないのだが。


お金の心配はしたことがない彼女に

この変化は酷だった。


父親との激しいケンカは毎日のように繰り返され


私はこういうケンカはできないのだが。。

二人のケンカの激しいこと・・・。

泣いてわめいて

家の物がどんどん壊れていった。


電話の子機やらコピ―機やら、高価なものは泣けたけど(笑)


そんな生活も、、もういけないと思った。

私は娘と一緒に家を出ることを決めた。