50代の強制断捨離「したかったわけじゃないんだけど!」

サラリーマンの妻として結婚30年。
半世紀を生きてきて、そろそろ余生を・・・なんて考えていたら、いきなり家も夫も子供もいなくなってしまいました!
あれ?こんな人生想定外!
「もっと若ければ」と思いながらも、おばさん生きていかなくちゃ。いや、生きていかなくてもいいのか?と葛藤しながら、それでもお腹がすくからよく食べる。
よくわからないけど生きています!

経営者には向いていません。

自分で言うのもなんだけど、私は

怠け者で甘ったれた人間だ。

子供の頃からのことを思い出しても、

経営者やリーダーには向いていないタイプだ。


今までの生活はすべて夫に任せきりで、

ほんの数年前まではずっと扶養家族だった。


もちろん家庭の中で、毎日家族のために食事を必ず作り、

家の中のこと、子供の教育のこと、近所や親せきづきあい、みんな

そういうことは自分の役目だと思って、

それなりにトラブルに対処しながら頑張ってきたつもりだ。


でも、社会的には、何の責任もとっていない、

誰かに守られてお気楽に生きてきたことを改めて感じた。


50までそんなんで来てしまったことを恥じた。


で、神様は今からでいいからやりなさいと、言うのね?


家族と事業、誰も助けてくれない。

自分でしっかり責任とって、がんばって守りなさいと。


私の中の甘ったれと怠け者が叫んでいる。


「いや~~!ソンナノイヤ~~!誰か助けて」


恐怖のあまり酒をあおり、

布団の中でジタバタ叫んでいても、

夜は更け、明日はやってきてしまうのだった。